みんなで描こう!レザーワークショップ
こんにちは!ワーク花きりんです。 当事業所ではレザーの自主製作を行っており、「もっと多くの利用者様にレザークラフトの楽しさを知って欲しい!」との思いで、毎月ワークショップを開催しております。 テーマ:「自由に描いて、色を重ねて、自分だけの表現を楽しむ」 今回はデザイナーさん主催の特別企画! 普段はなかなか触れる機会の少ない大きな革に、筆やブラシ、霧吹きなどを使って色をのせていくという、ちょっと特別なアート体験です。 始まりは、少し緊張した空気が漂っていました。 「何を描いたらいいのか分からない…」と戸惑う声も聞こえ、皆さん遠慮がちに筆を動かし始めます。 自分の手が届く範囲に小さくペットの絵や好きなキャラクター、推しのロゴなどを描く方が多く、黄色やピンク、みどりなどカラフルな色が革の上に少しずつ広がっていきました。 アニメのキャラクター、ペットの似顔絵など、個性豊かなモチーフが次々と現れ、キャンバスと化した革が少しずつ賑やかになっていく様子はとても微笑ましく、見守っているスタッフも自然と笑顔に。 描きながら「この色かわいい!」「○○さんの絵、すごく上手!」と声を掛け合う場面もあり、徐々に空間が和やかになっていきました。 色を重ねて 途中で席を移動し、今度はすでに描かれている上から色を重ねていく工程へ。 ここからは、皆さんの表現が一気に広がります。 ブラシで色を細かく飛ばす方、筆で繊細に模様を描き加える方、完成したレザーポーチにアクセントを加えて仕上げる方など、それぞれのスタイルで創作を楽しむ姿が見られました。 最初の遠慮がちな様子はすっかり消え、筆で大胆に色を広げる方、霧吹きでレザー全体に色を吹きかける方、手に絵の具を塗って手形をつける方など、思い思いに色を重ねて遊ぶ姿が印象的でした。 誰かが霧吹きを使うと「それいいね!」と真似する方も現れ、他の利用者さんの作品に色を重ねてさらに重層的な表現が生まれるなど、まさに“共創”の時間となりました。 完成! 活動の終盤には、最初は余白のあったレザーも、隙間がないほどイラストや模様、色でいっぱいに。 どの作品も、最初の一筆からは想像できないほど豊かで、個性が溢れる仕上がりになりました。 完成した作品を写真に撮り、自身が書いた部分を嬉しそうに見せてくださる方も。 今後はその一部分を切り取ってキーホルダーに加工することで、製品作成か...