【ナース花きりん訪問看護師の1日】地域をつなぐ5つの訪問 〜多職種連携とともに〜
こんにちは。広報部の小林です。
今回のブログでは、ナース花きりん訪問看護師の１日をご紹介します。
私たちが運営する訪問看護ステーションでは、「その人らしい地域での暮らし」を支えるため、多職種と連携しながら訪問看護を行っています。
早速、ナース花きりんで働く、精神科訪問看護師Ｙさんの１日をご紹介します。
⸻
出勤
スーパーフレックス制度を活用し、Ｙさんは8:30に出勤。
まずは本日の訪問予定を確認し、利用者さんの情報共有を行います。
「最近不眠が続いている」「主治医への相談事項がある」など、訪問前にチームで共有することで、その後の訪問がより効果的になります。
⸻
10:00〜 【1件目】退院直後のＡさん宅へ（精神科アウトリーチ同行）
地域の保健師と連携し、退院後間もないＡさん宅へ訪問。
服薬状況や体調確認に加え、「地域で安心して暮らせる環境づくり」を目的に、多職種チームで支援計画を確認します。
精神科アウトリーチならではの「地域・医療・福祉のつながり」を実感できる訪問です。
⸻
11:00〜 【2件目】就労支援事業所との連携訪問
次は就労支援事業所のスタッフと情報交換しながら、就労継続支援Ａ型を利用中のＢさん宅を訪問。
就労状況・生活リズム・服薬の確認を行い、「働きながら地域で暮らす」を支えるため、他事業所との多職種連携が活きる場面です。
⸻
12:00〜 昼休憩
午前の訪問を終えたＹさんは事務所に戻り、昼休憩。
⸻
13:15〜 【3件目】長期利用中のＣさん宅へ定期訪問
午後最初は長年関わるＣさん宅へ。
慣れた関係性の中で、体調・服薬・金銭管理・食生活などの確認を行います。
主治医や家族とも定期的に情報共有しているケースで、「法人内外の連携が支える日常」がここにもあります。
⸻
14:00〜 【4件目】地域包括支援センターとの連携訪問
地域包括支援センターの主任介護支援専門員と協力し、認知症を併発するＤさん宅を訪問。
精神面だけでなく身体疾患もある方で、医療・介護・福祉が連携しながら支援しています。
「多職種連携」があるからこそできる包括的な支援です。
⸻
15:00〜 【5件目】生活訓練事業所スタッフと連携訪問
最後は生活訓練事業所のスタッフと情報共有しながらＥさん宅へ訪問。
将来的な地域移行を目指す利用者さんで、社会資源の活用状況や生活能力の確認を行います。
訪問後、事業所スタッフとその場で今後の支援方針をすり合わせます。
⸻
16:00〜 記録・法人内情報共有・終業
全訪問終了後、事務所に戻って電子カルテへ記録を入力。
必要に応じて主治医・他事業所への情報提供書も作成します。
法人内スタッフとの情報共有を終え、Aさんは17:00に退勤。
スーパーフレックス制度により、その日の訪問件数や業務量に合わせた柔軟な働き方が実現しています。
⸻
プライベートで趣味を満喫している職員も数多くいます！
おわりに
精神科訪問看護は、「地域で暮らす」を支える仕事です。
法人内多職種連携・他事業所との多職種連携・精神科アウトリーチを活用しながら、私たちは地域の皆さんのその人らしい暮らしを支えています。
私たちと一緒に地域を支える仲間も募集しています。
ご興味のある方は下のURLよりご連絡ください。
コメント