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ハート花きりん@相談支援事業所ってこんなところ

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  こんにちは、ハート花きりんです! 障害福祉サービスのいわゆる「計画相談」を主に行っていますが、 「計画相談」って、あまり聞きなれない言葉かもしれませんね。   相談支援事業所って、どんなことをしているところなのか? ハート花きりんってどんなところなのか?  をまずご紹介したいと思います。   ********************** 1. 相談支援事業所って何をするの? ハート花きりんは「一般相談支援事業所」です。 一般相談支援事業所というのは、おおまかに ①地域相談支援、②特定相談支援 と二つのことを行っているところです。     ①     地域相談支援   ざっくりと説明をすると、「病院に入院していたり、施設に入所している人が退院して地域で生活するための計画を立て、住まいや日頃過ごす場所の見学や体験をしながら、安心して退院し、地域生活を送るための支援」です。   ②     特定相談支援  これもざっくりと説明をすると、「障害福祉サービスを使う方の話を伺い、どんな支援が必要かを考え、一緒に計画を立て、その後も生活全般における相談に応じ、必要な制度などにつなげていく支援」です。  どちらの業務も、障害のある方と その方と関係する 支援機関の方々との話を伺いながら、 その人らしい生活が送れるよう、必要な助言をしたり、 足りないことがあれば新しい制度を紹介していきます。 私たちは、利用するみなさんの「伴走者」です。  車の運転に例えると、車を運転して自分の行きたいところに向かうのが利用するみなさん、私たちは運転をナビしたり、助手席で地図を広げて(古いでしょうか)そろそろ左折ですよ~などと声掛けする立場です。   今は地図って使わなくなりましたね~  主に、障害福祉サービスをスムーズに利用し続けられるサポートのために、時々みなさんの 様子を教えてもらったり、実際にお会いして状況の確認 を行っています。   「モニタリングの面談をしたいのですが~」と連絡が来ることがあるかもしれませんが、そのためです。   ...

センターさんかくの、ありふれた日常

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こんにちは!地域活動支援センターさんかくのYです。 今回も、利用者のJimmyさんが素敵なレポートを届けてくれました。 テーマは、火曜と金曜の午前に行われる人気プログラム「コーヒーブレイク」。 豆を挽くところから始まるこの時間は、ただの休憩ではありません。 コーヒーの香りとともに、自然と笑顔と会話が広がる、心がふっと軽くなるひとときです。 また、さんかく菜園での野菜づくりにも触れられており、日々の活動の様子が伝わってきます。 今回のブログは、7月の毎週更新企画の最後を飾る一編となります。 これまで、さまざまな活動の様子をお届けしてきましたが、締めくくりにふさわしい、温かい雰囲気が伝わる内容です。ぜひご覧ください! 7月最後のブログは、わたくしJimmyがセンターさんかくの日常をお送りします。 しばし、お付き合いください。 1日の始まり センターさんかくの朝は、午前10時から始まります。 たいてい、私が一番乗りです。 受付に行くと、職員の方々が事務所から出てきて、笑顔で出迎えてくれます。 正直、これはとても嬉しいです。 ここまでしてくれる地域活動センターが、他にあるでしょうか。 それだけではありません。 私が朝一番に来て、まだ誰もいない空間でポツンとしていると、必ず職員の誰かが話し相手になってくれます。 これも、嬉しいというか、ありがたいことです。 収穫の喜び 時には、大きなキュウリを収穫することもあります。 このキュウリは、センターさんかくの自家菜園「さんかく菜園」で採れたものです。 その中で、最初に収穫できたのが、キュウリでした。 収穫したキュウリは、昼休憩にみなさんに振る舞われました。 こうして、センターさんかくは、いつもみんなへの心配りを忘れません。 ※「さんかく菜園」は夏季限定で実施され、キュウリ、ナス、ミニトマトを育てています。 栽培中のキュウリ♪ 収穫した ミニトマト♪ キュウリと ナスの浅漬け♪ コーヒーで心地よいひと時 また、火曜日と金曜日の午前11時には、毎回楽しみにしている「コーヒーブレイク」があります。 これは、自分たちで豆を挽いて、コーヒーを淹れるというプログラムです。 香り高いコーヒーを囲みながら、自然と会話が生まれ、心がほっとする時間です。 ミルで豆を挽いています ☕ ハンドドリップ中 ☕ 一日の終わりに… センターさんかくでは、さまざま...

みんなで話そう、これからの「さんかく」

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こんにちは、スタッフの Y です! 地域活動支援センターさんかくから、7月のブログ第 3 弾をお届けします。 今回は、 5 月 28 日に開催された参加型の話し合いプログラム「みんな de つくろうプログラム」の様子をご紹介します。 このプログラムは、センターさんかくに登録している方々が集まり、活動内容や居心地のよい場所づくりについて、自由にアイデアを出し合う場です。 決定事項を固めるというよりも、みんなで「こんなことできたらいいな」を話し合う、柔らかくて前向きな時間となっています。 この レポートは、 実際に参加されたすていさんがお届けします。 プログラムの雰囲気や感じたことが丁寧に綴られていますので、ぜひセンターさんかくの空気感を感じてみてください。 当日の資料 今回の議題 はじめまして、すていです! 5 月 28 日に開催された『みんな de つくろうプログラム』では、 6 月の映画上映作品の決定と、会話メインのプログラムの進行スタイルについて、みなさんと一緒に話し合いました。   🎥 映画上映作品、ついに決定! 候補に挙がったのは、懐かしの名作から比較的新しい作品まで、バラエティ豊かな 5 本。その中でも特に人気を集めたのが『トップガン』と『 E.T. 』でした。最終投票の結果、 6 月 14 日に上映された作品は … ✨ ** 『 E.T. 』に決定! ** ✨ 「まだ観たことがない」「子どもの頃に観たけど、もう一度観たい」そんな声も多く、世代を超えて愛されるこの作品に決定しました!   🗣️ 会話メインのプログラム、どう進める? もう一つのテーマは、会話中心のプログラムの進行スタイルについて。今回は特に活発な意見交換が行われました! テーマを絞って深掘りする? フリートークで自由に話す? 「言いっぱなし・聞きっぱなし」スタイルもアリ? などなど、さまざまな視点から意見が飛び交い、今後の方向性を探る貴重な時間となりました。   💡 『みんな de つくろうプログラム』って? このプログラムは、現在ある活動をより良くするためのアイデアを出し合ったり、「こんなことやってみたい!」という声を形にしていく場です。みなさんの声が、センターさんかくをも...

笑いと挑戦の30分!初心者が挑んだカヌー初体験レポート

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こんにちは! 地域活動支援センターさんかくから、今月2回目のブログをお届けします。 今月からセンターさんかくもブログに参加し、毎週更新でお送りしています。参加者の皆さんの“生の声”を通して、活動の魅力や楽しさをリアルに感じていただけたら嬉しいです。 第2週目の今回は、5月24日(土)に実施された外出プログラム『江戸川区の歩き方』の様子を、参加者のJimmyさんがレポートしてくれました。初心者向けのカヌー体験教室に参加したときの、笑いあり、ハプニングありの楽しいひとときを、ぜひご覧ください!   カヌー体験教室に参加! 2025年5月24日土曜日、センターさんかくの外出プログラム『江戸川区の歩き方』で、初心者向けのカヌー体験教室に参加してきました! この記事を書いている私、Jimmyももちろん参加者のひとりです。 この体験教室は、江戸川区主催・江戸川区カヌー協会のご指導のもと、新左近川親水公園のカヌースラローム場で開催されました。時間は10時から12時まで、30分ごとに4組に分けて実施され、総勢60名が参加する大盛況のイベントでした。 カヌー乗り場 曇り空の下、10時頃からスタート! 安全のためにライフジャケットを着用し、その上からビブスを装着。芝生の上で、カヌー協会の指導員の方々からパドルの使い方や乗り方を教わります。 まずは、パドルの扱い方を学びました。カヌーで使うパドルは、両端にブレードがついた1本の棒状のもので、肩幅で持ち、左右交互に水をかいて進みます。カヌーに乗るときは、足をガニ股にして踏ん張り、バランスを取るのがコツだそうです。 カヌー乗船風景 一通りの練習を終え、いざ出航! 「ピーッ!」という笛の合図とともに、参加者たちは一斉にカヌーに乗り込み、川へと漕ぎ出しました。 しかしここからが本番。 バランスを取るのに苦戦する人、真っすぐ進めずクルクル回ってしまう人、テンポよく漕いでいたのに勢い余って転覆してしまう人など、ハプニングが続出! ヒヤリとした場面もありましたが、ケガをする人もおらず、みんなで笑い合いながらの30分間でした。 何よりも心強かったのは、江戸川区カヌー協会の講師の皆さんのサポート。苦戦していた参加者も、少しずつコツをつかんで乗れるようになっていきました。本当に感謝です! ハプニングだらけのカヌー体験教室でしたが、それも含めてとても楽...

花見ってこんなに楽しかったっけ!!

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こんにちは!  今月から、地域活動支援センターさんかくもこのブログに仲間入りしました!  これまで法人内の事業所が交代で記事を担当してきましたが、今回から、センターさんかくも加わり、さらににぎやかにお届けしていきます。  そして、初参加となる今月は、なんと毎週更新でブログをアップしていきます!  センターさんかくの活動に参加している利用者さんの“生の声”を通して、日々の取り組みや感じたことをリアルにお伝えしていきますので、どうぞお楽しみに。   記念すべき初回の記事は、2025年4月に行われたお花見の様子を、参加者のJimmyさんがレポートしてくれました。 桜の美しさと、みんなで過ごした楽しい時間が伝わってくる素敵な内容です。ぜひご覧ください!  新川千本桜の風景 はじめまして、Jimmyです。  センターさんかくを利用しているひとりとして、今回のお花見に参加しました。参加者目線で、当日の様子をお届けします!  快晴のお花見日和!  2025年4月4日金曜日、センターさんかくのみなさんで花見に行ってきました。 場所は大島小松川公園です。 新川の千本桜を側に見てウォーキングをするチームと、東大島駅集合のチームに分かれて現地で落ち合いました。 私はウォーキングコースに参加しました。 新川沿いを歩くと、桜が上から降りかかってくるようで、人もたくさんいて、とてもいい雰囲気でした。  そして、天気にも恵まれ、暑くもなく寒くもなく、最高でした。そうこうしているうちに目的地に到着。 いい道のりでしたが、3.6km、約50分の道のりに多少足がガクガクしていました。  この大島小松川公園は、この辺の桜の名所のようなところです。 キッチンカーも出ていて、桜もいっぱいに咲いていました。 散歩などをしていると、とても気持ちが良く、桜たちが歓迎しているような気分になりました。 小松川公園入口 チーム対抗クイズ大会開催!  そうしているうちにみなさんが集まりだしました。 お昼時を過ぎていたので、皆さん思い思いに昼食を頬張っておりました。しばしの歓談後、クイズが始まりました。  みなさんでチーム分けして、副センター長からの出題でクイズ開始です。  一つ例を挙げ...

【イベントレポート】プラネタリウムへ行ってきました!

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 こんにちは!江戸川区にある就労継続支援B型事業所・ワーク花きりんです。 当事業所では、年に4回、利用者の皆さんが楽しみにしているイベントを企画しています。 イベントが開催数ヶ月前になると、利用者さんの立候補制で実行委員会が作られ、スタッフを交えて積極的に意見出しが行われます。今回はその中の一案の、「コニカミノルタ プラネタリアTOKYO」に行ってきました! 当日は、職員を含めて10名弱のグループで電車に乗って銀座駅へ。銀座の街並みに、ついテンションが上がってしまいます♪ まずは腹ごしらえ!お手頃価格のイタリアンレストランで外食を楽しみました。メニュー選びに悩んだり、スタッフや利用者さん同士で会話を楽しんだりと、普段とはまた違った経験ができたようです。 プラネタリウムでは、美しい星空と音楽に包まれながら、ゆったりとした時間を過ごしました。中には、心地よさからウトウトしてしまう方も…。それもまた、安心して過ごせた証ですね☆ 慣れない外出に少し緊張していた方も、途中からは笑顔が見られるようになり、リラックスして参加されていました。 今後も無理なく参加できる範囲で、楽しく交流できる機会を作っていきたいと思っています。 最後までご覧いただき、ありがとうございました! プラネタリウム:エントランス プラネタリウム:天井 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 事業所HP をご紹介します。 お問い合わせがある方は、こちらまでお願いします。 NPO 法人コラボえどがわ URL      https://www.collaboedogawa.net/   就労継続支援B型作業所 ワーク花きりん URL    https://www.collaboedogawa.net/recruit/work.html E-mail   work-hanakirin@collaboedogawa.net 所在地 〒134-0083        東京都江戸川区中葛西6丁目10−7 江戸川ビル 1階

【ナース花きりん訪問看護師の1日】地域をつなぐ5つの訪問 〜多職種連携とともに〜

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 こんにちは。広報部の小林です。  今回のブログでは、ナース花きりん訪問看護師の1日をご紹介します。  私たちが運営する訪問看護ステーションでは、「その人らしい地域での暮らし」を支えるため、多職種と連携しながら訪問看護を行っています。  早速、ナース花きりんで働く、精神科訪問看護師Yさんの1日をご紹介します。 ⸻ 出勤  スーパーフレックス制度を活用し、Yさんは8:30に出勤。  まずは本日の訪問予定を確認し、利用者さんの情報共有を行います。  「最近不眠が続いている」「主治医への相談事項がある」など、訪問前にチームで共有することで、その後の訪問がより効果的になります。 ⸻ 10:00〜 【1件目】退院直後のAさん宅へ(精神科アウトリーチ同行)  地域の保健師と連携し、退院後間もないAさん宅へ訪問。  服薬状況や体調確認に加え、「地域で安心して暮らせる環境づくり」を目的に、多職種チームで支援計画を確認します。  精神科アウトリーチならではの「地域・医療・福祉のつながり」を実感できる訪問です。 ⸻ 11:00〜 【2件目】就労支援事業所との連携訪問  次は就労支援事業所のスタッフと情報交換しながら、就労継続支援A型を利用中のBさん宅を訪問。  就労状況・生活リズム・服薬の確認を行い、「働きながら地域で暮らす」を支えるため、他事業所との多職種連携が活きる場面です。 ⸻ 12:00〜 昼休憩  午前の訪問を終えたYさんは事務所に戻り、昼休憩。 ⸻ 13:15〜 【3件目】長期利用中のCさん宅へ定期訪問  午後最初は長年関わるCさん宅へ。  慣れた関係性の中で、体調・服薬・金銭管理・食生活などの確認を行います。  主治医や家族とも定期的に情報共有しているケースで、「法人内外の連携が支える日常」がここにもあります。 ⸻ 14:00〜 【4件目】地域包括支援センターとの連携訪問  地域包括支援センターの主任介護支援専門員と協力し、認知症を併発するDさん宅を訪問。  精神面だけでなく身体疾患もある方で、医療・介護・福祉が連携しながら支援しています。  「多職種連携」があるからこそできる包括的な支援です。 ⸻ 15:00〜 【5件目】生活訓練事業所スタッフと連携訪問  最後は生活訓練事業所のスタッフと情報共有しながらEさん宅へ訪問。  将来的な地域移行を目指す利用者さんで、社会資源...